乾癬への生物学的製剤、「心」にもベネフィット?
抑うつや自殺念慮との関連を検討
研究の背景:乾癬患者はうつや自殺念慮のリスクが上昇
乾癬の有病率は世界全体で約2%とされ、うち約75%が併存疾患を有する。具体的には糖尿病、⼼⾎管疾患、ぶどう膜炎、炎症性腸疾患、骨粗鬆症、神経疾患、精神疾患などが挙げられ、精神面ではうつ病や自殺念慮のリスク上昇が報告されている。その背景には目立つ皮疹によるスティグマや対人関係への影響など、QOLの低下が指摘されている。
乾癬の治療は外用療法、光線療法、経口全身療法に加え、近年では生物学的製剤(以下、バイオ)が登場し、高い皮疹改善効果が得られるようになってきた。他方、乾癬の治療はうつ病や自殺念慮・自殺行動などに影響する可能性も指摘されている。そこで今回、乾癬の治療法が両者に与える影響について検討したシステマティックレビューを紹介する(Depression and Anxiety 2026; 2026: 6275455)。
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