【速報解説】ADA/EASD 2型糖尿病管理指針が4年ぶり改訂
日本の糖尿病臨床に影響する3つのポイント
レポートの背景:2006年以降、3~4年ごとに改訂されてきた
2006年の初版(Diabetes Care 2006; 29: 1963-1972)以降、米国糖尿病学会(ADA)と欧州糖尿病学会(EASD)は3~4年ごとに2型糖尿病管理についての合同レポートを改訂し、発表してきた。10月2日、2022年版(Diabetes Care 2022; 45: 2753-2786)から4年ぶりの改訂版が両学会の機関誌に掲載された(Diabetes Care 2026年10月2日オンライン版、Diabetologia 2026年10月2日オンライン版)。
45ページにわたる膨大なボリュームであり、2022年版と比較して、幾つかの点で注目すべき変化があったと感じている。日本糖尿病学会がこの合同レポートの作成に関与しているわけではないものの、わが国の明日からの糖尿病臨床に対しても大きなインパクトを与えるであろう。今回の合同レポートで、私が個人的に注目すべきと思う3つのポイントを解説してみたい。
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山田 悟(やまだ さとる)
1994年、慶應義塾大学医学部を卒業し、同大学内科学教室に入局。東京都済生会中央病院などの勤務を経て、2002年から北里研究所病院で勤務。 現在、同院糖尿病センター長。診療に従事する傍ら、2型糖尿病についての臨床研究や1型糖尿病の動物実験を進める。日本糖尿病学会の糖尿病専門医および指導医
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