骨粗鬆症治療薬の適切な使い分け近々公表へ
JOINT-04観察期間終了
2016年11月04日 07:00
骨粗鬆症至適療法研究会(A-TOP研究会)が2011年に開始した、ビスホスホネート製剤(BP製剤)のミノドロン酸と選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のラロキシフェンを直接比較する介入研究JOINT-04の観察期間が今年8月に終了した。国際医療福祉大学教授(山王メディカルセンター女性医療センター/センター長)の太田博明氏は、両薬の適切な使い分けに関する検証結果が来年公表される見通しであることを受け、JOINT-04の意義や目的、登録状況などを第18回日本骨粗鬆症学会(10月6~8日)で説明するとともに、同研究で実施した顎骨壊死のアンケートの結果についても概説した。〔関連記事:顎骨壊死の防止に向け、医科歯科連携強化を〕