EBM神話の終焉とPrecision medicineの裏側
時代の変化を問う<1>
心筋梗塞や血栓症の権威であり、国内外の臨床試験に多数関わってきた後藤信哉氏が、ランダム化比較試験(RCT)やEvidence based medicine(EBM)の未来に懐疑的だと聞き真意を問うた。同氏の視野は広く、現代医療を支えたEBMのコンセプトが行き詰まりつつあること、それに代わるものとして提唱された個別化医療やprecision medicine(精密医療)も思想的基盤が脆弱で、背後に巨大情報企業の利害が見え隠れすること、情報技術の進歩と個人情報の蓄積は医療に激変をもたらし、医師をマニュアルワーカーにしかねないことなどについて、危機感を込めて語った。
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