宇宙からの贈り物―新規筋ジス治療薬
2017年05月11日 07:05
筋ジストロフィーの中でも患者数が多く重篤なことで知られるデュシェンヌ型に対する治療薬TAS-205は、国内第Ⅱ相臨床試験が進行中であり、現在のところ有効な治療法がないため早期の臨床への登場が望まれている。この医薬品の開発には、実は「宇宙からの贈り物」が深く関係しているという。筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構教授の裏出良博氏が第57回日本呼吸器学会(4月21~23日)で開発経緯を紹介した。〔読み解くためのキーワード:デュシェンヌ型筋ジストロフィー〕