新薬ARNI、HFpEFでは有意な効果示せず
バルサルタンとの比較:PARAGON-HF試験
米・Brigham and Women's Hospital/Harvard Medical SchoolのScott D. Solomon氏は、左室駆出率(LVEF)が保たれた心不全(HFpEF)患者を対象にアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)バルサルタンとネプリライシン阻害薬sacubitrilの新規化合物(ARNI)の安全性および有効性をバルサルタンと比較した第Ⅲ相試験PARAGON-HFの結果を欧州心臓病学会(ESC 2019、8月31~9月4日、パリ)で発表した。主要評価項目とした全ての心不全による入院(初回入院および再入院)と心血管死の複合に関してはわずかに有意差が認められなかったが、女性およびLVEF 45~57%の患者ではARNIのベネフィットが認められた。詳細はN Engl J Med(2019年9月1日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事「新薬ARNIは急性心不全にも有効」「心不全でACE、ARBの次の新手ARNIs出現!」)
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