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Oncology Tribune

米・進行基底細胞がんに初の免疫療法薬が承認

抗PD-1抗体cemiplimab-rwlc

2021年02月10日 14:03

2名の医師が参考になったと回答 

 仏・Sanofiは2月9日、米食品医薬品局(FDA)が基底細胞がんに対する初の免疫療法として抗PD-1抗体cemiplimab-rwlcを承認したことを発表した。ヘッジホッグ経路阻害薬に不応もしくは適応とならない進行基底細胞がんにおいて、局所進行性の基底細胞がんに対しては完全承認、転移性の基底細胞がんについては迅速承認を取得したという。

 cemiplimab-rwlcは2018年9月に進行皮膚扁平上皮がんに対してFDAより承認されている。また現在、PD-L1発現50%以上の進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対して優先審査が実施されている。欧州医薬品庁(EMA)においても、PD-L1発現50%以上の進行NSCLCおよびヘッジホッグ経路阻害薬治療後の局所進行性基底細胞がんに対して審査が行われている(関連記事「進行皮膚がんの半数に抗PD-1抗体が奏効」)。

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