イピニボ療法、進行悪性胸膜中皮腫で承認取得
2021年05月27日 18:15
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小野薬品工業とブリストル・マイヤーズ スクイブは本日(5月27日)、抗PD-1抗体ニボルマブと抗CTLA-4抗体イピリムマブの併用療法について、切除不能な進行・再発悪性胸膜中皮腫に対する効能または効果に対する製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表した。
今回の承認は、未治療の切除不能な悪性胸膜中皮腫患者を対象に、両薬の併用療法とプラチナ製剤を含む標準治療の化学療法を比較した第Ⅲ相臨床試験CheckMate-743の中間解析結果に基づくもの(関連記事「肺癌学会、悪性胸膜中皮腫に対するイピニボ療法の早期承認の要望書を提出」)。