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第30回 日本消化器関連学会週間(JDDW 2022)

学会長インタビュー

肝臓学の多様性を複数学会ならではの視点で


坂元 亨宇氏

第26回 日本肝臓学会大会 会長
慶應義塾大学病理学 教授

2022年09月15日 12:00

209名の医師が参考になったと回答 

 近年の肝臓領域におけるトピックスとして、C型肝炎が治療可能になったことが挙げられます。これにより、その他の肝疾患の多様性が際立ってきたことから、「肝臓学の根幹と多様性に迫る」をテーマに掲げました。がん領域ではゲノム医療の発展が目覚ましく、肝がんでは苦戦しているものの、胆管がんでは成果が得られています。こうした進展について、5学会で議論できることがJDDWの醍醐味であると考えています。

 招待講演では、リキッドバイオプシーのパイオニアであるKlaus Pantel先生にご登壇いただきます。また、統合プログラムの「難治がん克服に向けた治療の現状と展望」では、難治がんの代表である肝がん、胆管がん、膵がん、さらにスキルス胃がん、食道接合部がんなどについて、JDDWならではの講演が行われます。「ポストコロナ時代に向けた消化器診療」では、コロナ後を見据えた消化器診療について、興味深い話が聞けると思います。

 JDDWが30周年を迎える節目に会長を拝命したことは大変光栄に思います。学会開催の在り方としてハイブリッド開催には大賛成ですが、一方で、現地開催の重要性が再認識されているように思います。多くの人にご参加いただくことはもちろん重要ですが、もし可能であれば現地に足を運んでいただき、五感でJDDW 2022を楽しんでいただければと思います。

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