転換期を迎えた消化器がん検診を見直す契機に
丹羽 康正氏
第60回 日本消化器がん検診学会大会 会長
愛知県がんセンター 総長
高齢化率の上昇と食生活や環境の変化に伴う疾病構造の変容、コロナ禍がもたらした検診受診者数の減少など、消化器がん検診をめぐる状況は変貌してきており、消化器がん検診は転換期を迎えています。今こそ正しい視点で見直す必要があることから、「次世代の消化器がん検診を求めて」をテーマとしました。
主題として、上部消化管は「精度の高い胃がん検診への取り組み」、下部消化管は「死亡者数の減少を目指した大腸がん検診」を掲げていますが、特に重点を置いたのは罹患者数の増加が著しい大腸がんです。招待講演はカナダのLinda Rabeneck先生を迎え、海外の大腸がんスクリーニングについて、便潜血検査の利点を中心にお話しいただく予定です。特別講演では、愛知県がんセンター研究所の田口歩先生に、現在開発が進められている血液を用いた大腸がんスクリーニングを紹介していただきます。なお、胆・膵がんに関しては超音波スクリーニングをテーマにしたスポンサードイベントを2つ用意し、プログラムの充実を図りました。
昨年同様ハイブリッド形式での開催となりますが、事情の許す方はぜひ現地に足をお運びいただき、久しぶりに学会の活気を感じていただければと思います。もちろん、知識の吸収はWebでも可能ですので、参加方法を問わず、皆さんが30周年の節目となるJDDW 2022を学びの場として最大限活用されることを期待しています。
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