腸内細菌叢の乱れは川崎病の発症リスク?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 これまで川崎病の発症原因について多くの研究が行われてきたが、特定には至っていない(関連記事「妊婦の葉酸摂取不足が乳児の川崎病に関連」「CVDの家族歴で川崎病のリスク上昇」)。関西医科大学小児科学講座の寺本芳樹氏らは、川崎病に罹患してから約1年間が経過した小児の腸内細菌叢を解析。その結果、アレルギー疾患や自己炎症性疾患と関わり炎症を引き起こすことで知られる Ruminococcus gnavus groupが健康児に比べ多く、炎症抑制作用を有するBlautiaが少ないことをFront Immunol10月31日オンライン版)に報告した。

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