もう蛋白尿はチェックしなくてよいのか
厚労省・AMED研究班報告から
研究の背景:nephropathyからkidney diseaseへ
最近、糖尿病(性)腎症の概念が変化し、かつては①所見なし→②アルブミン尿→③蛋白尿→④推算糸球体濾過量(eGFR)低下→⑤透析という流れで進むと考えられていたものが、かなりの頻度で蛋白尿を示さずにeGFRが低下する患者が存在することが明らかになっている。
このため2016年以降、糖尿病性の糸球体障害(nephropathy)と考えられていた糖尿病(性)腎症は、尿細管間質の変化も含めた腎臓病(kidney disease)、すなわち糖尿病性腎臓病(diabetic kidney disease;DKD)として捉えるべきとされるようになった(Diabetes Care 2016;39:S4-5、関連記事「変わる糖尿病腎症の概念、治療も変わる?」)。
では今後は、eGFRの変化のみに注視し、アルブミン尿や蛋白尿には目を向ける必要はないのであろうか。このたび、その質問に対する答えがわが国の厚生労働省・日本医療研究開発機構(AMED)の研究班(班長:金沢大学・和田隆志教授)から出された(Diabetes Care 2019年3月4日オンライン版)。この腎生検を伴う報告は圧倒的な説得力があろう。わが国の誇るべき研究結果と考え、ご紹介したい。
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