アジョビ、日韓で有効性と安全性示す
反復性・慢性片頭痛対象の国際共同試験
研究の背景:制限が多かった片頭痛治療
片頭痛は頭痛発作のために学校や会社を休んだり(アブセンティーズム)、勉強や仕事の効率が極端に低下したり(プレゼンティーズム)することで、患者本人(実は家族も)がつらい思いをするだけでなく、社会的損失も大きい。
2005年10月に京都市で開催された第12回国際頭痛学会(IHS)の「頭痛に関する京都宣言」では、片頭痛のアブセンティーズムが日本全体に与える経済的損失は2,878億円(男性786億円、女性2,092億円)との試算が発表された。
頭痛外来を受診する片頭痛患者の中には半世紀にわたって片頭痛に苦しんでいる者も存在するが、反復性片頭痛(episodic migraine:EM、片頭痛の90%以上を占める)あるいは慢性片頭痛(chronic migraine:CM)の予防的治療は、有効性と安全性のさまざまな問題によって制限されている。
片頭痛の新たな治療薬として登場したフレマネズマブ(商品名アジョビ)は、片頭痛の病因に関与しているカルシトニン遺伝子関連ペプチド(calcitonin-gene related peptide:CGRP)を選択的に標的とするモノクローナル抗体であり、EMとCMの国際第Ⅲ相試験で忍容性と有効性が示されている(N Engl J Med 2017; 377: 2113-2122)。今回、日本と韓国のEM患者、CM患者を対象にフレマネズマブの有効性と安全性を評価した国際共同試験の結果が報告されたので紹介する(Headache 2021; 61: 1102-1111、同誌1092-1101)。
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