COVID-19の脳梗塞発症リスクはインフルの7.6倍

米・ニューヨーク市での検討

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研究の背景:COVID-19の虚血性脳卒中リスクを明らかにする

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、一般のウイルス性呼吸器感染症に比べて虚血性脳卒中と関連するリスクは高いのだろうか。それを評価するために、急性虚血性脳卒中の発症率を既知の脳卒中危険因子であるインフルエンザ患者とCOVID-19患者で比較した研究の結果が報告された(JAMA Neurol 2020年7月2日オンライン版)。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

熊本市民病院神経内科。1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中でいろいろな活動を行っている。日本脳卒中学会・日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

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