美容目的のチルゼパチド使用後に正常血糖ケトアシドーシス
低栄養や脱水の関与が示唆された20歳代女性症例
日本では、GIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチド(商品名マンジャロ)の美容・痩身目的での適応外使用が問題となっている。厚生労働省は6月16日、同薬およびGLP-1受容体作動薬の適正使用に関する連名課長通知を発出するに至ったが、健康被害への懸念がある。大阪けいさつ病院糖尿病内分泌内科の監物諒相氏、沖田朋憲氏らは、美容クリニックで適応外処方されたチルゼパチドを投与後に正常血糖ケトアシドーシスを呈した20歳代女性の症例報告をJCEM Case Rep(2026; 4: luag054)に発表。適応外使用に伴う低栄養や脱水を介した重篤な代謝合併症について、あらためて注意喚起した。両氏のコメントと合わせて紹介する。(関連記事「イベント参加者の病院トイレ使用/マンジャロダイエットのリスク」)
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