寄稿

承認から12年、舌下免疫療法の現状と課題

湯田厚司 ゆたクリニック(三重県津市) 院長

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 2014年10月にわが国で初めてスギ花粉の舌下免疫療法(SLIT)が保険適用となり、12年が経過した。現在、スギ花粉症とダニの2つの抗原でSLITが可能である。既存の薬物療法が症状を軽減する対症療法であるのに対して、SLITは寛解が目指せ、治療終了後の長期効果が期待できる。発売当初はアナフィラキシーなどの副反応を心配して慎重な医師も多かったが、安全性が認識されるとともに治療例数が増加している。本稿では、アレルギー性鼻炎に対するSLITの現状について概説する。

湯田 厚司 (ゆた あつし)

ゆたクリニック院長

1988年三重大学医学部卒業、94年10月三重大学医学部耳鼻咽喉科助手、95年7月米国Georgetown大学内科アレルギー部門留学。

2000年2月三重大学医学部耳鼻咽喉科講師、09年1月三重大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科准教授、09年4月三重大学附属病院教授[併任 2011年8月まで]。

2011年10月ゆたクリニックを三重県津市に開設、17年1月滋賀医科大学客員教授[併任]。

2024年10月から日本アレルギー学会理事。

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