PCI中のアナフィラキシーを機に動脈瘤破裂を来した1例
正中弓状靭帯症候群を認めた50歳代男性例
正中弓状靭帯症候群(median arcuate ligament syndrome;MALS)は、横隔膜の正中弓状靭帯が腹腔動脈を圧迫することで生じるまれな疾患で、食後の腹痛などを主症状とする。若年から中年の女性に多いとされるが、性や年齢を問わず動脈瘤形成などの血管合併症を来し、致死的な出血として発症することがある。心臓血管研究所(現・JA神奈川県厚生連相模原協同病院循環器内科医長)の石崎祐弥氏は第34回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT2026、7月16~18日)で、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)中のアナフィラキシーショックを契機に、MALSを背景とした動脈瘤破裂を来した50歳代男性の症例を報告した。
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