ドクターズアイ 橋本洋一郎(脳卒中)

AHAはカフェインと心血管疾患をどう評価するのか

科学的声明を読み解く

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研究の背景:カフェインによる影響は摂取形態や個々の体質によって異なる

 カフェインは、世界で最も一般的に摂取されている薬物の1つである。ヒトを対象とした研究の多くは観察研究であり、カフェインを含む飲料や食品に焦点が当てられてきた。カフェインと心血管疾患の危険因子や疾患との関係は複雑で、摂取されるカフェインの形態や個人の体質によってその影響は異なる。『カフェインと心血管疾患』という米国心臓協会(AHA)による科学的声明がCirculationに掲載されたので紹介する(Circulation 2026年7月20日オンライン版)。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

済生会熊本病院脳卒中センター特別顧問

1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科、2022年より現職。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中で多彩な活動を行っている。日本脳卒中学会名誉会員、日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

橋本 洋一郎
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