ED治療薬OTC化の3つの疑問に答える
プライベートケアクリニック東京院長 小堀善友
今年(2026年)7月31日、PDE5阻害薬タダラフィル10mg(商品名シアリス)が勃起不全(ED)治療薬においては日本初のスイッチOTC医薬品(用指導医薬品)として発売される。これまでED治療薬は医師の処方が必要であったが、今後は医師の診察を受けなくても薬剤師が適正使用を確認することで購入が可能になるのだ。
そのため、医療関係者は、次のような疑問を抱くのではないかと考えている。
① そもそも、ED治療薬を患者が自由に購入できることに対して、安全性に問題はないのか
② ED患者の受診が減るため、ED治療薬を取り扱う医療機関にとってマイナスになるのではないか
③ 偽造ED治療薬が流通する可能性も考えられ、対策を講じる必要があるのではないか
こうした疑問に対して、世界の現状を紹介した上で、日本でメンズヘルス診療に携わる医師にとってのED診療の在り方について考えてみたい。
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