脳卒中の予後を改善する救急車
メルボルン・モバイルストロークユニット
研究の背景:再灌流療法への臨床的影響と障害の軽減を評価
脳卒中に対する血栓溶解療法や血管内治療(endovascular thrombectomy:EVT)では、治療開始までの時間が短縮できれば予後が大きく改善することから、「Save a Minute, Save a Day(治療開始までの時間を1分短縮することで、命を1日延ばせる)」と言われている(Stroke 2014; 45: 1053-1058)。
モバイルストロークユニット(mobile stroke unit:MSU、移動式脳卒中ユニット)は、迅速血液検査キット・薬剤・造影剤を装備し、集学的脳卒中チームが搭乗するCT搭載型脳卒中専門救急車で、脳卒中患者の病院前トリアージと早期治療を行うために世界中に広がっている。しかし、わが国ではまだ導入されていない。
MSUによる早期血栓溶解療法開始の利点は十分に確立されているが、EVTおよび障害の回避に及ぼす影響についてはほとんど知られていない。今回、オーストラリア・メルボルンMSUの運用初年度における血栓溶解療法やEVTなどの再灌流療法への臨床的影響と障害の軽減について評価、報告された(Stroke 2020; 51: 922-930)。
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