COPD増悪には固定用量か、個別化用量か 全身性ステロイドの投与法 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 前回は新型コロナ感染症(COVID-19)における全身性ステロイドについて取り上げたが(関連記事「新型コロナで二大ステロイド対決」)、今回は慢性閉塞性肺疾患(COPD)増悪に対する新たなエビデンスを紹介したい。 研究の背景:GOLDガイドラインは固定用量での推奨 COPDの国際的診療指針であるGOLDガイドラインでは、「プレドニゾロン40mg/日を5日間」が増悪時の治療として推奨されている。全身性ステロイドの種類はプレドニゾロンに限らなくてもよく、現場ではメチルプレドニゾロンやベタメタゾンなどもよく用いられている印象がある。 呼吸器内科医における全身性ステロイドの用法・用量は、半ば我流になっている部分もあるが、体重も背景も異なるのに固定用量というのは解せないという意見は理解できる。 今回紹介するのは、プレドニゾロン40mg/日と、個別化用量のいずれかに割り付けたランダム化比較試験(RCT)である(Chest 2021年5月20日オンライン版)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×