メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2024年 »  短報 »  ブレクスピプラゾール、セルトラリンと併用でPTSDへの追加承認申請

ブレクスピプラゾール、セルトラリンと併用でPTSDへの追加承認申請

大塚製薬とルンドベック

2024年04月09日 17:47

42名の医師が参考になったと回答 

 大塚製薬とデンマーク・H.ルンドベックA/Sは4月8日、両者が共同で開発・販売を行う抗精神薬ブレクスピプラゾール(商品名レキサルティ)について、米食品医薬品局(FDA)にセルトラリンとの併用療法による成人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)への効能追加申請を行ったと発表した(関連記事「【統合失調症治療薬】ブレクスピプラゾール」「レキサルティ、ADに伴うアジテーションの効能追加申請」「抗精神病薬レキサルティ、うつ病・うつ状態に対する効能追加の承認を取得」)

 今回の申請は、2件の第Ⅲ相試験#071、#072および第Ⅱ相試験#061の結果に基づくもの。

 3つの試験の主要評価項目である投与10週時点でのセルトラリン単剤療法に対するブレクスピプラゾールとセルトラリン併用療法のCAPS-5(Clinician-Administered PTSD Scale for DSM-5)総スコアの変化量において、#071および#061ではブレクスピプラゾールとセルトラリン併用群はプラセボとセルトラリン併用群に対し有意差を示した。また、#072ではブレクスピプラゾールとセルトラリン併用群におけるベースラインからのCAPS-5総スコアの変化量が#071および#061の結果と一致していた。

 両社はこれらの試験の詳細なデータについて、今年(2024年)5月28~31日に米国で開催される米国臨床精神薬理学会で発表する予定。

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  医療ニュース »  2024年 »  短報 »  ブレクスピプラゾール、セルトラリンと併用でPTSDへの追加承認申請