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糖尿病2017

EASD2017

有害事象のメカニズムを追究中

 第77回米国糖尿病学会(ADA 2017)において、2型糖尿病患者に対するSGLT2阻害薬カナグリフロジンの心腎保護効果を明らかにしたCANVAS Programが発表された(関連記事:カナグリフロジンに心腎保護効果、2017年6月12日オンライン版)。第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日,リスボン)でも引き続きCANVAS Programをテーマとしたシンポジウムが開催さ...

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EASD2017

レム睡眠中の呼吸障害が糖尿病網膜症と関連

 睡眠呼吸障害による間欠的な低酸素血症は、交感神経系を活性化し、血糖値や血圧を上昇させるとともに、酸化ストレスや慢性炎症を誘導する。これらはいずれも糖尿病網膜症の危険因子として知られており、睡眠呼吸障害は糖尿病網膜症を悪化させる可能性がある。虎の門病院(東京都)内分泌代謝科の西村明洋氏は、2型糖尿病患者の...

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EASD2017

妊娠中の持続血糖測定で新生児転帰が改善

 カナダ・University of TorontoのDenice S. Feig氏らは、1型糖尿病の妊婦を対象に母児の転帰に対する持続血糖モニタリング(CGM)の効果を検討したオープンラベル国際多施設ランダム化比較試験CONCEPTTの結果を第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で報告した。CGM使用群は非使用群に...

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EASD2017

エンパグリフロジンで急性腎障害の増加認めず

市販後データからSGLT2阻害薬による急性腎障害(acute kidney injury;AKI)発症の懸念が浮上し、米食品医薬品局(FDA)は最近、同クラス薬の添付文書にAKIに関する情報を加えるよう警告を強化している。そこで米・Indiana UniversityのRajiv Agarwal氏らは、エンパグリフロ ...

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EASD2017

昼寝の習慣がある人はMetS有病率が高い

 メタボリックシンドローム(MetS)は短時間睡眠、不眠症、日中の昼寝習慣ととの関連がそれぞれ個別に認められている。しかし、これらの睡眠関連特性とMetSの関連を総合的に検討した研究や、睡眠薬使用とMetSとの関連を検討した報告などは見当たらない。オランダ・VU University Medical CentreのJoline ...

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EASD2017

日本人での血漿ケトン体の変動は?

 ケトアシドーシス発症への懸念から、従来は「悪玉」と考えられていたケトン体─。しかし、EMPA-REG OUTCOME、CANVASの両試験によりSGLT2阻害薬による心血管保護や腎保護作用が相次いで証明され、ケトン体はその鍵を握る「善玉」としての役割、すなわち代謝への好影響を有する可能性が脚光を浴びている...

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EASD2017

GLP-1週1回製剤の安全性と有効性

 2型糖尿病患者に対するGLP-1受容体作動薬エキセナチド週1回投与の効果を検討した第Ⅲb/Ⅳ相国際共同二重盲検プラセボ対照心血管アウトカム試験EXSCELの結果を、英・University of OxfordのRury R. Holman氏らが第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で発表した。プラセボ群に...

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EASD2017

日本発、糖尿病の多因子介入で新エビデンス

 2型糖尿病の治療目標値が変わるかもしれない、そんな新たなエビデンスが日本から発信された。国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター・センター長の植木浩二郎氏、東京大学病院糖尿病・代謝内科教授の門脇孝氏らはJ-DOIT3※試験の結果を第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で発表した...

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EASD2017

SGLT1+SGLT2阻害薬でHbA1cを改善

 世界33カ国で登録された1型糖尿病患者を対象にSGLT1とSGLT2の両トランスポーターを阻害するsotagliflozinの安全性および有効性を評価した第Ⅲ相試験inTandem3の結果が第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で発表された。...

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EASD2017

デュラグルチドはCKD合併糖尿病例にも有用

 AWARD-7は、中等度~重度の慢性腎臓病(CKD)を合併する2型糖尿病患者を対象として、週1回のGLP-1受容体作動薬デュラグルチド+毎食前の超速効型インスリンリスプロ(以下、リスプロ)の併用と、1日1回の持効型インスリングラルギン(以下、グラルギン)+リスプロの併用と比較した第Ⅲ相試験...

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EASD2017

SGLT2阻害薬+インスリン併用の長期治療を検討

 SGLT2阻害薬カナグリフロジンとインスリンの長期併用療法は、Canagliflozin Cardiovascular Assessment Study(CANVAS)のサブスタディとして検討されているが、日本人2型糖尿病は欧米人と病態生理が異なるため...

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EASD2017

米国成人糖尿病患者180万人が高リスクCKD

 米疾病対策センター(CDC)のMeda E. Pavkov氏らは「米国では糖尿病と慢性腎臓病(CKD)の両方を有する成人患者が490万人に上り、その約3分の1にあたる180万人は腎不全に進行するリスクが高いことが知られている糖尿病網膜症(DR)も合併している」との...

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EASD2017

糖尿病患者にとって仕事上の障壁は

 糖尿病患者を取り巻く心理的・社会的側面を検討する大規模調査研究であるDAWN(Diabetes Attitudes, Wishes and Needs)2研究では、これまでに定性的データの解析が行われ、糖尿病患者のネガティブな心理社会的問題として、仕事における障壁が挙げ...

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EASD2017

スマホアプリで糖尿病女性に情報配信

 糖尿病女性のケア向上を目指したスマートフォンアプリが登場した。 デンマーク・Center for Pregnant Women with Diabetes,  Rigshospitaltetが患者の協力を得て開発したアプリ"Pregnant with Diabetes"は、出産前患者への情報提供による妊娠の計画や...

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EASD2017

リスボンにて、EASD 2017始まる

 第53回欧州糖尿病学会(EASD)が、9月11日開幕した。ポルトガル・リスボンの雲ひとつない青空の下、学会場であるFeira International de Lisboaには世界各国から糖尿病専門医を中心に多くの医療従事者が参集した。15日までの5日間に多くのセッションが...

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EASD2017

スマホアプリで糖尿病女性に情報配信

 糖尿病女性のケア向上を目指したスマートフォンアプリが登場した。 デンマーク・Center for Pregnant Women with Diabetes,  Rigshospitaltetが患者の協力を得て開発したアプリ"Pregnant with Diabetes"は、出産前患者への情報提供による妊娠の計画や...

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ADA2017

エキスパートが見たADA2017−稲垣暢也氏に聞く−

 6月9〜13日に米・サンディエゴで開催され、盛況裏に幕を閉じた第77回米国糖尿病学会(ADA 2017)。特に盛り上がりを見せたのが、大規模臨床試験の結果発表が行われた12日午後のシンポジウムである。Medical Tribuneでは、ADA 2017に出席した...

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ADA2017

SGLT2阻害薬+DPP-4阻害薬の併用を評価

 日本人の2型糖尿病患者において、SGLT2阻害薬カナグリフロジンとDPP-4阻害薬テネリグリプチンの併用療法が有効で、忍容性も良好であることを示す3件の国内第Ⅲ相臨床試験の結果が報告された。研究グループを代表して川崎医科大学総合医療センター特任部長の加来浩平氏が...

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編集こぼれ話

がんと糖尿病の距離

 先月、名古屋市で行われた第60回日本糖尿病学会は距離感を味わう学会でした。何の距離感かといえば「2つの学会場の距離感」です。 大規模な学会ではままあることですが、この学会も発表演題が非常に多かったため、メーン会場である名古屋国際会議場だけでは場所が確保しきれず、同会議場からシャトルバスで10分ほどの場所にある日本特殊陶業市民会館に別会場が設けられていたのです。 取材当日、名古屋国際会議場にて午前のセッションを聞き終えた私は急ぎシャトルバスに乗り、遅刻しないよう別会場へ向かいました...

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JDS2017

SGLT2阻害薬で食欲・食行動に影響見られず

 動物実験においてSGLT2阻害薬の投与によりエネルギー摂取量が増加し、体重減少効果が得られないとする報告が散見されるため、同薬の投与が2型糖尿病患者の食欲や食行動にも影響を及ぼす可能性が指摘されている。かんの内科(東京都)院長の菅野一男氏は、SGLT2阻害薬を投与した2型糖尿病患者における食事の内容や嗜好性に関して検討した結果、同薬は患者のエネルギー摂取量や食事の嗜好性を変化させなかったと第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で報告した...

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JDS2017

SGLT2阻害薬が真価を発揮しうる患者像示す

 SGLT2阻害薬にはさまざまな治療効果が期待できるが、その適切な使用法や対象患者については現在も検討が重ねられている。東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科准教授の西村理明氏は、持続血糖モニター(CGM)を用いて同薬の血糖改善効果を検証し、高い有効性が得られる可能性のある患者を第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で示した...

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JDS2017

わが国の糖尿病の実像が明るみに

 糖尿病の病態や治療効果は国内外で異なっているため、日本人糖尿病患者への治療をより適切に行うためには、わが国における大規模臨床試験で、糖尿病やその合併症の実像を克明に捉える必要がある。国立国際医療研究センター糖尿病研究センター長の植木浩二郎氏は、糖尿病に関する大規模臨床試験J-DOIT3の解析結果の一部を第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で報告し、最終的な解析結果の公表時期についても明らかにした...

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JDS2017

新たながん免疫療法はここに注意

 昨今,がん細胞により疲弊状態に陥った免疫細胞を再度活性化させ、良好な抗腫瘍効果をもたらす免疫チェックポイント阻害薬が注目を集めているが,その投与に当たっては免疫関連有害事象(irAE)にも注視する必要がある。長崎大学大学院先進予防医学講座内分泌・代謝内科学分野准教授の阿比留教生氏は,同薬投与後に報告された有害事象について解説し,従来の非薬剤性自己免疫疾患,炎症疾患とは若干異なる症例などが見られたと第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で述べた...

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JDS2017

脂質異常症治療薬が糖尿病網膜症リスクを低減?

 日本における糖尿病合併症およびその危険因子に関する全国前向きコホート研究JDCP studyの追跡調査が最終段階に差しかかっている。JDCP study網膜症ワーキンググループの川崎良氏(山形大学大学院公衆衛生学講座准教授)は、同研究で糖尿病網膜症合併に関連する因子として、脂質異常症治療薬が投与された糖尿病患者では糖尿病網膜症合併率が低いなどのベースラインデータの解析結果を第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で発表した...

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ADA2017

カナグリフロジンに心腎保護効果

 SGLT2阻害薬カナグリフロジンを用いた国際大規模臨床試験CANVAS Programの結果が、第77回米国糖尿病学会(ADA 2017、6月9〜13日、サンディエゴ)で発表された。オーストラリア・George Institute for Global Health, University of New South WalesのBruce Neal氏らによると...

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ADA2017

人工膵臓は小児1型糖尿病にも有用

 Closed-loop法インスリンポンプ療法は、持続血糖モニタリング(CGM)センサーで測定した血糖値に応じて自動的にインスリンを注入する、いわゆる人工膵臓である。米・Stanford UniversityのBruce A. Buckingham氏らは、小児1型糖尿病患者でClosed-loop法によるインスリンポンプ療法が...

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ADA2017

1型糖尿病にもメトホルミン

  英・University of GlasgowのJohn Petrie氏らは、成人1型糖尿病患者に対する心血管疾患(CVD)リスク低減を目的としたメトホルミン投与の効果を検証するREMOVAL試験の結果、同薬は長期的に有効である可能性が示唆されたと、第77回米国糖尿病学会(ADA 2017、6月9~13日、サンディエゴ)で発表...

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ADA2017

これでSGLT2阻害薬の心腎保護効果は確定

 EMPA-REG OUTCOMEは、世界初のSGLT2阻害薬による心血管アウトカム試験であり、中央値3年の試験で、3ポイント複合心血管イベント(3ポイント MACE;心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)のみならず、総死亡も抑制したことで世界を驚かせた(N Engl J Med 2015;373:2117-2128、関連記事「糖尿病治療薬の新時代―EMPA-REG OUTCOME試験発表!」)...

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ADA2017

糖尿病患者の疲労感に「前日の血糖値」が関与

  疲労感は2型糖尿病患者の多くが訴える症状であり、特に起床時から日中の疲労感は患者の活動意欲を削ぎ、血糖管理の成否にも悪影響を及ぼす。疲労の原因については急性あるいは慢性的な高血糖との関連が推測されているものの...

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ADA2017

「糖尿病による苦痛」の緩和にあの手法

 糖尿病患者は食事制限や運動療法など治療上求められることが多く、抑うつ、不安、摂食障害などのリスクが高い。糖尿病患者が抱える心の負担は「糖尿病による苦痛(diabetes-related distress)」と呼ばれ、健康上のアウトカムやQOLに大きな影響を与えることから...

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ADA2017

糖尿病の脂質管理にもPCSK9阻害薬?

 新規クラスの脂質低下薬であるPCSK9阻害薬は、LDL受容体分解促進蛋白質であるPCSK9のLDL受容体への結合を阻害し、LDL受容体の分解を抑制することで血中LDLコレステロール(LDL-C)の肝細胞内への取り込みが促進され、血中LDL-C値を下げる...

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ADA2017

インスリンデグルデクの心血管安全性を証明

 既に安全性が証明されているインスリングラルギンU100(IGlar U100※との比較でインスリンデグルデクの非劣性が確認された。米・HCA Midwest HealthのSteven Marso氏らが第77回米国糖尿病学会(ADA 2017、6月9~13日、サンディエゴ)で発表し...

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ADA2017

GLP-1薬で抗精神病薬の体重増を改善

 デンマーク・University of CopenhagenのJulie R. Larsen氏らは、クロザピンまたはオランザピンで治療中の統合失調症患者を対象に、前糖尿病、過体重、肥満に対するGLP-1受容体作動薬リラグルチドの効果を二重盲検ランダム化比較試験(RCT)で検討...

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ADA2017

血糖自己測定で1年後のHbA1c改善せず

 米・University of North Carolina at Chapel HillのLaura A. Young氏らは、インスリン非使用の2型糖尿病患者における血糖自己測定(SMBG)の効果をランダム化オープンラベル試験Monitor Trial Studyで検討した結果、1年後の血糖コントロールはSMBGでは改善せず...

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ADA2017

エンパはHbA1cに関係なく心血管死を抑制

 EMPA-REG OUTCOME試験から、HbA1cカテゴリーで患者を層別化したpost hoc解析結果が報告された。主解析で標準治療に比べて38%の心血管死亡の減少をもたらしたエンパグリフロジン群の優越性は、ベースラインHbA1cやHbA1c低下量で分けた全ての層で一貫して認められたという...

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ADA2017

SGLT2阻害薬の心保護に新機序?

 SGLT2阻害薬の心血管アウトカム試験では、心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)のリスク低下が認められている。しかし、SGLT2阻害薬がなぜ心血管イベントのリスクを低下させるのかは、まだ明確な結論に至っていない...

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ADA2017

糖尿病療養指導士が処方提案、成果は?

 一般的な糖尿病診療を担うプライマリケア施設では、患者の糖尿病の進行に応じて、より強化した治療を導入することが難しい場合がある。それは専門的な知識が不足している場合の他、療養指導に十分な時間が取れない場合やさまざまなリソースが欠けている場合などが考えられる。これらの障害を乗り越える手段として、米国の一部では今、従来は病院内で働くことが多かった糖尿病療養指導士(diabetes educators; DEs)が、プライマリケア医とその患者を支援する試みが始まっている。米・University of Pittsburgh Diabetes InstituteのLinda Siminerio氏は...

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ADA2017

10代糖尿病患児の摂食行動を調査

 糖尿病患者では、食事療法や体重管理に注意する必要もあって、摂食行動異常を伴うリスクが高い。米・University of WashingtonのAngel Siu-ying Nip氏らは、10歳代の1型糖尿病または2型糖尿病患児を対象に、摂食行動異常の実態を明らかにすべく、コホート研究The SEARCH for Diabetes in Youth Studyを実施。第77回米国糖尿病学会(ADA2017、6月9~13日、サンディエゴ)で、10歳代の糖尿病患者の摂食行動異常は高率で、1型に比べて2型糖尿病患者でより多く、臨床転帰やQOLの悪化に関連すると報告した...

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ADA2017

ADA2017、サンディエゴで開催中

 6月9日、サンディエゴ・コンベンションセンターで第77回米国糖尿病学会(ADA2017)が開幕した。学会の発表(10日11時現在)によると、およそ1万6,000人の参加が見込まれており、その55%を米国外の専門医などが占めるという。13日までの5日間で200以上のセッションが予定されているが...

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ADA2017 私の注目演題

【ADA2017 私の注目演題】平井愛山

 第77回米国糖尿病学会(ADA2017)が、6月9〜13日にサンディエゴ・コンベンションセンターで開催されます。世界中から1万3,000人を超える専門家が集まり、3,000超の研究発表が行われる予定です。Medical Tribuneでは、ADA2017への出席を予定している先生方に注目演題をピックアップしていただきました...

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JDS2017

高齢者糖尿病の「総合機能評価」簡易版公表へ

 高齢糖尿病患者のさらなる増加を見据え、日本老年医学会と日本糖尿病学会が合同で作成した「高齢者糖尿病診療ガイドライン2017」※1(以下、高齢者糖尿病GL)が今年(2017年)6月に刊行された。高齢者糖尿病患者※2 の診療に際しては、身体機能や認知機能、栄養状態などの総合的評価が前提となるが、高齢者糖尿病GLでは、ある1つの評価方法に着目。その簡易版が近く公表される予定であると、千葉大学大学院細胞治療内科学講座教授の横手幸太郎氏が第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で発表した...

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ADA2017 私の注目演題

【ADA2017 私の注目演題】絵本正憲

 第77回米国糖尿病学会(ADA2017)が、6月9〜13日にサンディエゴ・コンベンションセンターで開催されます。世界中から1万3,000人を超える専門家が集まり、3,000超の研究発表が行われる予定です。Medical Tribuneでは、ADA2017への出席を予定している先生方に注目演題をピックアップしていただきました...

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JDS2017

糖尿病足病変、日本は海外の1割

 福岡県内の糖尿病専門施設の糖尿病患者5,131例の解析から、日本での足潰瘍の年間発症率は0.3%(切断率0.05%)であり、海外の約10分の1であったことを、白十字病院(福岡市)副院長の岩瀬正典氏(九州大学病態機能内科学・共同研究員)が第60回日本糖尿病学会(5月18~20日)で報告した。足潰瘍発症例の44%にある疾患が認められ、下肢切断となった80%が同疾患合併例であったという...

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読んでおきたい糖尿病関連記事(2017年5月18日更新)

※2017年5月31日現在

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