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医学・医療ニュース一覧

脳の健康維持のために患者と医師が問うべき12の質問とは？

　米国神経学会（AAN）の「脳の健康イニシアチブ（Brain Health Initiative）は、人生のあらゆる段階において脳の健康に影…

2025年2月11日 5:00

精神・神経科

小児期の親の離婚で脳卒中リスク上昇

　小児期における有害経験（adverse childhood experience；ACE）と脳卒中などの慢性的な健康障害との関連は検討され…

2025年2月10日 18:30

糖尿病・内分泌疾患

記事のAI要約

・カナダの研究から、小児期に親の離婚を経験した人は脳卒中リスクが高まることが示された。 ,・米国の65歳以上の地域住民を対象に行われ、多変量解析により親の離婚と成人期の脳卒中発症との関連が確認された。 ,・今後は他の要因、例えば小児期の貧困や睡眠障害が親の離婚と脳卒中リスクを媒介する可能性を探る必要がある。

直腸がんの経肛門的TMEは腹腔鏡下TMEに非劣性

　中国・Sun Yat-sen UniversityのZiwei Zeng氏らは、直腸がん患者1,115例を対象に全直腸間膜切除術（TME）…

2025年2月10日 15:30

消化器内科

記事のAI要約

・中国の研究で、経肛門的TME（TaTME）の腹腔鏡下TME（LaTME）に対する非劣性が示された。 ,・3年無病生存率はTaTME群が82.1%、LaTME群が79.4%で、局所再発率や全生存率も両群でほぼ同等だった。 ,・男性や肥満患者では、TaTMEの有効性が高い可能性も示唆された。

角化細胞皮膚がん手術、80歳以上でも安全で有効

　基底細胞がん（BCC）や皮膚扁平上皮がん（cSCC）などの角化細胞由来皮膚がん（KC）は、高齢化の進展および紫外線曝露量の増加に伴い、過去…

2025年2月10日 14:00

がん

記事のAI要約

・80歳以上の角化細胞皮膚がん患者に対する外科的切除は、安全かつ効果的であることが報告された。 ,・スイス・University Hospital Zurichの研究では、手術後の合併症発生率が低く、高齢者にも手術が有効との結果が示された。 ,・DOAC使用や下肢の腫瘍が合併症の危険因子として特定され、より大規模な研究での検証が期待される。

SGLT2阻害薬の効果予測に有用な肝機能指標は？

2025年2月10日 11:00

消化器内科

ワクチン、抗菌薬で認知症リスクが低下

　認知症は全世界で患者と介護者に大きな疾病負担をもたらしており、経済的負担は1兆ドルに上るとの試算もある。近年、アルツハイマー病（AD）によ…

2025年2月10日 5:00

消化器内科

記事のAI要約

・ワクチンや抗菌薬が認知症リスクを低下させることが、システマチックレビューで示唆された。 ,・一方、抗精神病薬や抗うつ薬、糖尿病治療薬などは認知症リスクを上昇させる可能性がある。 ,・今回の知見は、ウイルスや細菌感染が認知症リスクに関与するとの仮説を支持している。

軽度脳梗塞にプロウロキナーゼ、標準治療と差なし

　軽度脳卒中（脳梗塞）に対する血栓溶解療法の有効性や安全性については、これまでさまざまな薬剤を対象に検討がなされてきたが、プロウロキナーゼに…

2025年2月7日 17:00

神経内科

記事のAI要約

・軽度脳梗塞患者へのプロウロキナーゼ静脈内投与は90日無障害生存で標準治療と有意差がないことが明らかになった。 ,・安全性も両群で同等だった。 ,・プロウロキナーゼ以外の血栓溶解薬を加えたメタ解析では、nondisabling 脳梗塞で血栓溶解療法は劣性で、リスク上昇が指摘された。

統合失調症、2度目の再発予防はクロザピン一択

　初回エピソード統合失調症患者の大半は抗精神病薬により寛解が得られるが、再発後の治療は依然として難しい。抗精神病薬の治療効果は罹病期間の長期…

2025年2月7日 16:00

精神・神経科

記事のAI要約

・統合失調症の2度目の再発予防にはクロザピンが最も効果的で、再発リスクを低下させると研究で判明した。,・現行ガイドラインに沿った診療はクロザピンの開始を遅らせる。 ,・クロザピンへの早期移行が、患者の生命予後を改善する可能性が示唆されている。

新提案！小児アトピーにアプリ活用の可能性

　アトピー性皮膚炎は、特に小児において日常的な管理が求められる疾患である。適切なスキンケアや薬物治療の継続が重要とされるが、遵守率は必ずしも…

2025年2月7日 14:30

アトピー性皮膚炎

記事のAI要約

・小児アトピー性皮膚炎管理でのモバイルアプリ活用の有効性がRCTで研究され、アプリ使用日数が8日以上で重症度の改善が確認された。 ,・多変量回帰分析の結果、アプリの8日以上の使用が重症度スコア改善の重要な予測因子と判明。 ,・今後、アプリの長期使用が患者の転帰や治療遵守に与える影響を評価するさらなる研究が必要である。

セマグルチドで炭水化物の摂取カロリー低下

　GLP-1受容体作動薬は胃排出を遅延させ、視床下部に作用することで食欲を抑制し、体重減少に資するとされている。セマグルチド経口薬は高脂肪食…

2025年2月7日 13:00

糖尿病・内分泌疾患

記事のAI要約

・3カ月間のセマグルチド経口薬の使用により、日本人2型糖尿病患者の総摂取カロリーが有意に減少し、特に炭水化物の摂取カロリー減少が大きかった。 ,・患者の甘味に対する欲求や食物渇望が有意に低下し、BMIとHbA1cも有意に改善した。 ,・炭水化物摂取量が特に減少した要因として、甘味検出閾値の低下が考えられている。

〔ASCO-GI 2025速報〕食道がんへの術前抗PD-1抗体＋化学放射線療法で奏効率改善

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月7日 11:30

消化器外科

血圧測定は騒がしい場所でも問題なし

　もし血圧を測定した場所が騒がしい公共空間であったとしても、心配は無用のようだ。騒がしい場所で測定された血圧値の正確性は、静かな環境で測定さ…

2025年2月6日 15:00

一般内科

手術前の運動や栄養改善は術後の転帰を改善する

　手術を控えた患者に対し、術後の早期回復を目的に術前から運動療法や食事療法、心理的サポート、認知トレーニングなどを行うことを「プレハビリテー…

2025年2月6日 14:00

リハビリテーション

アトピー性皮膚炎で認知症リスクが上昇

　近年のコホート研究でアトピー性皮膚炎と認知症の関連性が示唆されているものの、一貫した知見は得られていない。韓国・Pusan Nationa…

2025年2月6日 12:00

精神・神経科

記事のAI要約

・アトピー性皮膚炎が全認知症のリスクを15%、アルツハイマー型認知症を18%上昇させると報告されました。 ,・Gwak氏らによるMR解析では、アトピー性皮膚炎と認知症間の有意な因果関係は確認されませんでした。 ,・この研究は、アトピー性皮膚炎患者への認知症早期発見や予防の重要性を示唆しています。

週1インスリン登場、糖尿病の新時代へ

　今年（2025年）1月30日、週1回皮下投与の持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリンイコデク（商品名アウィクリ）が発売された。糖尿病…

2025年2月6日 5:00

糖尿病・内分泌疾患

CVカテーテルによる空気塞栓事例をクイズで解説

　医薬品医療機器総合機構（PMDA）は本日（2月5日）、「医療安全情報No.71　中心静脈に留置するカテーテル使用時の空気塞栓事例について」…

2025年2月5日 17:12

消化器内科

自殺幇助を一般市民の3割が支持、医師は？

　近年、緩和ケアの一環として、積極的安楽死や医師による自殺幇助（患者が自身で投与できる薬剤を医師が提供することで自殺を助ける）を許容する国が…

2025年2月5日 14:57

介護

記事のAI要約

・日本での調査では、一般市民の30%が積極的安楽死と医師による自殺ほう助を支持する一方、医師の支持率はわずか1～2%に留まった。 ,・一般市民と医師の間の意識の差は、法的リスクへの懸念や文化的背景が影響していると考えられる。 ,・この意識ギャップを解消するためには、率直な議論が重要であると研究者たちは結論付けている。

〔ASCO-GI 2025速報〕MSI-H／dMMR進行・再発大腸がんへのイピニボ、ニボ単剤に優越

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月5日 13:45

消化器内科

ふくらはぎ周囲30cm未満で脳卒中の転帰不良

　ふくらはぎ周囲長は、非侵襲的かつ容易に測定でき、急性脳卒中患者の機能的転帰の予測指標となる可能性がある。しかし、ふくらはぎ周囲長と長期の機…

2025年2月5日 11:57

神経内科

記事のAI要約

・ふくらはぎ周囲径が30cm未満の急性脳卒中患者は、発症後12カ月の機能的転帰不良と関連があることが示された。 ,・佐藤陽一氏らの研究によると、ふくらはぎ周囲径は非侵襲的かつ容易に測定可能で、予測指標として有用である。 ,・今後、ふくらはぎ周囲径と機能予後の因果関係を解明するには多施設前向き研究が必要。

〔ASCO-GI 2025速報〕HER2陽性胃がんへの周術期ケモ＋抗HER2抗体、OS改善せず

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月5日 11:33

消化器内科

加齢黄斑変性、ファリシマブ投与回数で成績変わる？

　滲出型加齢黄斑変性（AMD）に対するファリシマブは、導入期に原則4回投与とされているものの、従来の抗血管内皮増殖因子（VEGF）療法を踏襲…

2025年2月5日 5:00

加齢黄斑変性

〔ASCO-GI 2025速報〕腹膜播種胃がん、腹腔内＋全身ケモでOS改善

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月4日 18:00

消化器内科

便秘の合併は心不全患者の死亡率上昇と関連

　高知大学病院薬剤部の石田智滉氏らは、高知県内の急性非代償性心不全（ADHF）患者のレジストリであるKochi YOSACOI研究のデータを…

2025年2月4日 17:00

消化器内科

記事のAI要約

```,・高知大学の研究で、便秘を合併した急性非代償性心不全患者は2年生存率が低いことが判明した。 ,・便秘は心不全患者の生命予後を悪化させる可能性があり、監視が重要とされる。 ,・研究の限界として、観察研究のバイアスや便秘の総合的評価不足が指摘されている。 ,```

日本の白斑患者の実態が明らかに

　白斑は難治性で、患者QOLを著しく低下させて社会活動を阻む疾患である。平成22年度（2010年度）の全国調査では、白斑の中で最も頻度が高い…

2025年2月4日 16:00

アトピー性皮膚炎

記事のAI要約

・大阪大学准教授の種村篤氏らは、JMDC Claims Databaseを用いて日本における白斑患者の実態を解析した。,・白斑治療は主に外用ステロイド薬で、治療期間や受診回数は短期にとどまっていた。,・結果から継続的ケアの必要性が示され、治療戦略の改善が期待される。

高額療養費引き上げ、一部見直しも　自公幹事長が一致〔時事メディカル〕

　自民党の森山裕、公明党の西田実仁両幹事長らは４日、東京都内で会談し、「高額療養費制度」の自己負担上限額を引き上げる政府方針について、「治療…

2025年2月4日 12:45

医療制度・医療行政

米のＷＨＯ脱退理由に反論　「公平な機関」―事務局長〔時事メディカル〕

　【パリ時事】世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス事務局長は３日、ジュネーブで開かれた会合で、トランプ米大統領がＷＨＯ脱退の理由として改革の欠如…

2025年2月4日 12:35

世界保健機関

〔ASCO-GI 2025速報〕大腸がん右側にアミバンタマブ＋ケモが有効

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月4日 11:15

消化器内科

〔ASCO-GI 2025速報〕HER2陽性胃がん／食道胃接合部がんにEvorpaceptが有効

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の要点を速…

2025年2月4日 5:00

消化器内科

Dexcom G6、アラート／アラーム機能に不具合

　日本糖尿病学会は本日（2月3日）、デクスコムジャパンが販売している持続グルコースモニター（CGM）「Dexcom G6 CGMシステム」（…

2025年2月3日 18:27

糖尿病・内分泌疾患

グアンファシンの不適切使用に注意喚起

　医薬品医療機器総合機構（PMDA）は本日（2月3日）、注意欠陥多動性障害（ADHD）治療薬グアンファシン（商品名インチュニブ錠1mg、3m…

2025年2月3日 14:45

精神・神経科

ADHDと診断された人の寿命は短い？

　注意欠如・多動症（ADHD）の成人は、同年代のADHDではない人と比べて平均寿命が男性で平均6.8年、女性で8.6年短いと推定されることが…

2025年2月3日 11:54

精神・神経科

帝王切開、児の健康・発達に影響せず

　過去数十年間で帝王切開率は世界中で劇的に上昇しているが、この外科的介入が児の身体発育、認知発達、慢性疾患のリスクなどさまざまな側面に及ぼす…

2025年1月31日 19:00

世界保健機関

記事のAI要約

・岡山大学の研究で、帝王切開は児の健康や発達に長期的な影響を及ぼさないことが明らかになった。 ,・日本の大規模出生コホート2件のデータを解析した結果、帝王切開での出生と入院や肥満、発達指標に有意な関連は認められなかった。 ,・ただし微生物叢形成への影響など、さらに詳細な検討が必要である。

ＰＦＡＳ検査「国内外の知見収集」　浅尾環境相〔時事メディカル〕

　浅尾慶一郎環境相は３１日の閣議後記者会見で、発がん性が疑われる有機フッ素化合物「ＰＦＡＳ」に関する岡山県吉備中央町の血液検査について「（同…

2025年1月31日 18:20

がん

ファリシマブ、実臨床でも症状改善に有用

　新生血管型加齢黄斑変性（nAMD）治療の第一選択肢は、抗血管内皮増殖因子（VEGF）抗体の硝子体内注射である。ドイツ・University…

2025年1月31日 16:10

加齢黄斑変性

記事のAI要約

・ファリシマブへの切替え後、視力に有意な変化はなかったが、中心窩網膜厚（CRT）と軸性色素上皮剝離（PED）は有意に改善した。 ,・23例28眼を対象に後ろ向き研究を行い、8眼が治療に反応を示した。 ,・より長期の形態的・機能的安定性を証明するためには、さらなる研究が必要とされる。

デュルバルマブ＋トレメリムマブ、アジア人肝がんでも奏効

　切除不能肝細胞がん（uHCC）患者を対象とする第Ⅲ相非盲検国際多施設ランダム化比較試験HIMALAYAでは、マルチキナーゼ阻害薬ソラフェニ…

2025年1月31日 5:00

消化器内科

臥位高血圧は座位高血圧より強力な危険因子？

　米・Harvard Medical SchoolのDuc M. Giao氏らは、中年成人の心血管疾患（CVD）危険因子を検討する前向きコホ…

2025年1月30日 18:00

一般内科

日本発の新疾患！「自己免疫性骨軟化症」と命名

　後天的に発症する線維芽細胞増殖因子（FGF）23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の主な原疾患は、腫瘍がFGF23を過剰に分泌する腫瘍性骨軟…

2025年1月30日 16:00

糖尿病・内分泌疾患

HPVワクチン、キャッチアップ期限延長の周知資材を作成

　厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課は昨日（1月29日）付で、事務連絡「HPVワクチンのキャッチアップ接種の経過措置に係る周知…

2025年1月30日 15:45

がん

あなたのプロテインは安全？重金属汚染の可能性

　米国のプロテイン・サプリメント市場規模は、2023年に97億ドル（1ドル155円換算で約1兆5000億円）を突破した。しかし、広く消費され…

2025年1月30日 14:00

サプリメント

COVID-19は筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群リスクを高める

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群（ME/CFS）の発症リスクを高めるようだ。新型コロナウイル…

2025年1月30日 12:00

呼吸器内科

間欠性爆発性障害、95％は他の精神疾患を合併

　米・SUNY Upstate Medical UniversityのYanli Zhang-James氏らは、グローバルな大規模データベー…

2025年1月30日 11:00

精神・神経科

抗がん薬による神経障害、40%超が慢性疼痛

　がん化学療法によって来す可能性がある化学療法誘発性末梢神経障害（CIPN）は感覚低下、知覚異常、感覚異常など、運動障害や感覚障害を伴うこと…

2025年1月30日 5:00

神経内科

記事のAI要約

・がん化学療法に伴う神経障害の40%以上が慢性疼痛を伴うことが示された。 ,・Mayo Clinicの研究は、CIPNによりがん治療が影響を受ける可能性を提示している。 ,・CIPNの理解は、早期診断や個別化治療に重要である。

リクシアナ、キイトルーダに重大な副作用追記

　厚生労働省は本日（1月29日）付で医薬局医薬安全対策課長通知（医薬安発0129第1号）を発出し、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示。主…

2025年1月29日 19:34

消化器内科

トラネキサム酸投与は一般外科手術でも安全かつ有効

　術後出血は一般外科手術においてしばしばみられる。国際多施設ランダム化比較試験POISE-3※1では、非心臓手術において予防的トラネキサム酸…

2025年1月29日 17:23

外科

記事のAI要約

・国際試験POISE-3において、一般外科手術でのトラネキサム酸（TXA）の有効性と安全性が示された。 ,・TXA群はプラセボ群と比べて、術後出血リスクを有意に低減し、心血管リスクも増加しなかった。 ,・各手術サブタイプでの影響も少なく、全体としてTXAの有効性が確認されたと報告されている。

ゾレドロネート、5年ごと投与でも閉経後女性の骨折を予防

　ゾレドロネートは、12～18カ月間隔の点滴静注で閉経後女性の椎体骨折を予防可能であることが示されているが、5mg単回投与の骨密度および骨代…

2025年1月29日 17:04

整形外科

記事のAI要約

・ゾレドロン酸を5年ごとに投与すると、閉経後女性の椎体骨折リスクが有意に低下することが示された。 ,・1,054人の女性を対象に10年間追跡した結果、骨折リスクはプラセボと比較して大幅に減少したた。 ,・投与頻度が低く、後発品があるため、閉経後の女性にとってゾレドロン酸による予防は現実的な治療選択肢になりうる。

加齢黄斑変性の線維化抑制効果、2剤を比較

　新生血管型加齢黄斑変性（nAMD）では、網膜の線維化と視機能との関連が指摘されているものの、薬剤による線維性変化の抑制効果を比較した報告は…

2025年1月29日 16:24

加齢黄斑変性

医師の3分の1に性機能障害、燃え尽きが危険因子に

　中国・Rudong County People's HospitalのXing Tan氏らは、同国のプライマリケア医382例を対象に質問票…

2025年1月29日 15:09

精神・神経科

記事のAI要約

・中国の研究で、プライマリケア医の33%が性機能障害を持ち、バーンアウトが主要な危険因子だった。 ,・バーンアウトは性機能障害と有意に関連し、高齢、収入、対応困難な患者対応、睡眠の質にも影響を受ける。 ,・研究者は、医師の性的健康やバーンアウトの改善を重視すべきと結論付けている。

〔ASCO-GI 2025速報〕大腸がん一次治療でエンコラフェニブが有効

〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム（ASCO-GI 2025）より、注目演題の…